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バーコード副読本
バーコードって何? JANコード(JAN13,JAN8) [JAN(ジャン)コードはEAN(イアン)コード又はGTINコードとも呼びます] ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
バーコードにはいろいろなところでお目にかかりますがバーコードっていったいどうなっているのでしょうか? ---------------------------------
皆様ご存知のとおり縞模様でプリントされている絵柄のようなものですが、これをバーコードリーダーという装置で読み取るとそのデータがコンピュータに入力されます。 もっとも最近は時々ゴミのような感じの絵柄みたいなものを見ることがありますが、それは2次元バーコードと言い、それに対して上記のようなバーコードは1次元バーコードと言います。2次元バーコードについてはまたの機会にする事にしまして、ここでは1次元バーコードについて話を進めてまいります。 ---------------------------------
さて、種類はいろいろありますが流通で一般的に多く使用されていますのはJAN( ジャン)コードと言う名前のバーコードです(上の見本参考)。 JANコードをお持ちになりたい方(又は会社)は最寄の商工会議所へお問い合わせください。 3週間位で取得登録できます(有料)。
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JAN(Japan Article Number)について説明しますと、このコードは国際的に通用するコードでEANの日本版です。 EANとは European Article Number の略称で国際的に取り決めのあるコードで、ヨーロッパで流通に使われているコード体系です。 もちろん日本もそれに加盟をしておりその日本版がJANコードと言うわけです。 JAN(ジャン)コードは日本国内だけの呼び名で海外ではEAN(イアン)コードと呼びます。
そして最近ではEAN(=JAN)コードの13桁について国際的にはGTIN-13と呼ばれることもあります。 GTINとは GLOBAL TRADE ITEM NUMBER の略称です。
更にUPCコード についてのお問い合わせが時々ありますがこれは Universal Product Code の略称でアメリカとカナダで使われているバーコード体系です。 UPCコードは基本的な体系はEANコードと同じです。 2005年1月より EANコードとUPCコードは統一されアメリカとカナダでもEANコードが識別できるようになりました。 UPCコード等についての詳細は(財)流通システム開発センターへお問い合わせください。
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JANコードにはJAN13(13桁)とJAN8(8桁)の2種類があります。 多く使われているのはJAN13で、JAN8はJAN13と比べて少ないようです。 JAN13に話を戻しますと、桁位置に意味があり初めの2桁は国コードで(日本の場合は49か45)、次の7桁は会社コードです(上記の場合で1234567)。 そして次の3桁はその会社で独自につけられる商品コードで(上記の場合で890)、最後の1桁はチェックデジットと呼ばれている桁で す。(上記で4) チェックデジットはその前の12桁が決まることにより、ある計算式があってその式により出てくる数字です。 本ソフトではこのチェックデジットは自動計算して付加するようになっています。
過去のことになりますがこの会社コードと商品コードは2000年12月までは共に5桁でした。 なお、JAN8は初めの4桁が会社コードで次の3桁が商品コードそして最後の1桁がチェックデジットです。
--------------------------------- また、なぜチェックデジットが必要なのかを知りたい方はコウヨウのHPをご覧下さい。 スタートページにあります。 ---------------------------------
さて、バーコードを読み取っている様子はコンビニ等でよくご覧のことと思いますが、バーコードがまだなかったときはコンピューターにデータを入力するのにキィーボードから指でたたいて入力するしかありませんでした。
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それと時々お客様から電話で質問を受けることに、バーコードのどこに商品名や定価があるのですかと言われます。 この回答は次のとおりです。 バーコードはその商品の商品番号でありその番号がコンピュータの中に読み込まれていった時にあらかじめコンピュータに登録されているその番号に対する詳細データのひとつに品名や定価があるのです。 ですからその他のデータでたとえばいつどこから何個仕入れたか等々といったこともその詳細データの中にいれておけばどんなデータもコンピュータから引っ張り出し画面に表示することが出来ると言うことになります。 逆にいいますと、バーコードを読んで詳細データを表示していろいろなことを管理するソフトがコンピュータのなかで走っているわけで、そのソフトとの対話のひとつにバーコードを読ませるという作業があるわけです。
誰でも簡単に間違いなくスピーディーにデータの入力が出来る方法ということでバーコードが生まれ、多くの場所で使われております。
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(以 上)
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